多くの女性はなぜスキンケアの方法を誤り、肌にダメージを与えるようなことを毎日くり返してしまうのでしょうか?
その最大の原因は情報の氾濫にあります。女性にとって美肌は、一、二を争うほどの関心事だけに、そこには膨大な情報が集まってきます。
しかし、その情報のすべてが正しいわけではありません。お金もうけを狙ったものも多いでしょう。だからこそ、きれいになりたいならば情報をうのみにすることもなく、自分の肌が何を欲しているのか、正しく判断できる知識をつける必要があるのです。
自分は乾燥肌だと勘違いしている割合9割?
最近の女性の大きな間違いをしている一つに、自分が「乾燥肌」だと思っている人が多い事だそうです。その数はなんと、「9割」に及びます。10人のうち9人が自分は乾燥肌であると思っているという事です。
しかし、実際に乾燥肌なのは、女性全体の1割程度に過ぎないといわれています。つまり、約8割の女性の女性は、ここで間違ったスキンケア法を試みて、当然悪い結果につながってしまうということになります。
女性の大半が自分を乾燥肌だと思いこんでしまう原因は、まさに情報の氾濫にあります。冬になると、各女性誌では「保湿の重要性」をこぞって取り上げます。
「乾燥は美肌の大敵」「乾燥がシワをつくる」「女性は冬に老ける」などの文句で読者をあおり、関心を引きつけます。こうした記事を繰り返し読んでいると、オイリー肌の人でさえ、自分を乾燥肌だと思い込み、不安になり、保湿に気を奪われてしまうようです。
また、テレビの情報番組でも、肌の美しい美容研究家と称する人が登場して、保湿の大切さを力説します。でもよく見てください。その美容研究家とあなたの肌の状態や年代は同じでしょうか?
もしも同じならば、その美容研究家のスキンケア法のまねしても問題はないでしょう。しかし、肌の状態や年代が違うのならば、大きな落とし穴にはまり込むことになりますので注意しましょう。