毎日使うメイク(化粧品)にはこだわって選んでいます

人間の皮膚は、外側から何か成分を与えても、せいぜい角質層までしか吸収できません。それも油や油に溶けるもの、また分子量500g以下の小さいものではないとまず無理。例えばコラーゲンは分子量が30万、ヒアルロン酸は分子量が100万くらいですから、化粧品に配合しても、通常は表面にとどまって保湿を強化するのみです。

でも、がっかりする必要はありません。本来、皮膚から何かを真皮や皮下組織に入れようとするのは、とても怖い事。栄養分は消化して微粒子にし、小腸を通して血管に入れないと、アレルギーを起こすことが多いのです。肌の奥に入れたいものは、口から食べ物として正式なルートで入れたほうがよいでしょう。

表皮には、脳にあるような神経伝達物質の受容体があって、神経伝達物質のギャバや精神安定剤を塗るだけで、皮膚の興奮がおさまってバリアが回復したりするそうです。

表皮が単独でドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質を合成していることもわかっていますし、精神的ストレスを受けると、ストレスに打ち勝つためのホルモンを表皮が合成して放出するという研究発表もあります。

わずか0.2mmの表皮に、思っている以上の能力や感受性がある、そういうこともあって、化粧品の有効成分は表皮にあれば十分と考えてもいいと思います。

スポンサーリンク

精油は例外で面白い効果がたくさんあります。

精油は分子量が小さくて油に溶けるので、皮膚からも自然と体内に入りますが、アロマテラピーとして気体でも吸い込まれ、脳に作用します。バラの香りをかぐと肌のバリア機能が上がったり、ローズマリーやフランキンセンスの精油をうすめて皮膚に塗ると肌細胞が修復されたりと、面白い効果もいっぱいです。

表皮から吸収するといえば、合成界面活性剤で肌バリアがゆるんだところに、化粧品などの化学物質が真皮組織に入ることで起こる「経皮毒」と呼ばれる問題があります。例えば、ラウリル硫酸ナトリウムは分子量が289、プロピレングリコールは76、エデト酸塩は292というように、入ってほしくない化学物質は分子量が500以下のものが多くて、真皮まで浸透する場合があるのです。これらが原因で、化学物質過敏症やアレルギーになる方も増えています。

角質が厚い部分はバリアが強く、角質がうすい部分はとくに弱くてバリアを壊しやすいということを、覚えておきたいですね。目のまわりや唇、頬や首、頭皮やわきの下などは、バリアが壊れやすい場所です。逆に、足の裏などは角質が厚いので、まずバリアは壊れません。

化学物質の攻撃を受けやすいのは「粘膜」

それよりもっともっと成分を吸収しやすいところがあります。それは「粘膜」です。中でも、日常的に化学物質の攻撃を受けやすいのは、口の中と生殖器です。生殖器は、例えば腕の内側の皮膚と比べると、なんと42倍も経皮吸収されやすく、口の中は13倍だそうです。おまけに皮膚や粘膜は、お風呂などで体が温まると、吸収率がさらに10倍にはねあがります。

こう考えると、一番怖いのは入浴剤、ボディソープ、シャンプー&リンスです。こういうものは粘膜に接するし、シャンプーはバリアの弱い頭皮に使うもので、しかも温まっています。歯磨き剤も、口の中に入るうえに、毎日使うものだから影響はとても大きいです。

経皮毒のことを考えると、これらは、分子量の小さい化学物質や合成界面活性剤が含まれていないものを使うのが安心だと思います。そういう基準で選んでみた商品はこちらになります。

入浴剤としては、入浴剤 ヒマラヤ岩塩
ボディソープは固形で無添加のもの、アレッポの石鹸
リンスはオーブリーオーガ二クスのGPBコンディショナー
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。