ハリとうるおいのある肌のメカニズム

スポンサーリンク

ビタミンCと銅 この最強の組み合わせで効果倍増

ハリのある肌をつくるには、繊維芽細胞が活発に働けばいいのです。繊維芽細胞の働きをよくするのに必要なのは、繊維芽細胞の成長を促す「繊維芽細胞成長因子」と、しっかりとした血流です。

繊維芽細胞成長因子は上皮細胞成長因子と同じく、ヒトプラセンタ成分の1つです。この物質がたくさん出ると、繊維芽細胞は元気になり、肌のハリに欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸などをたくさんつくることができます。また、繊維芽細胞がイキイキと働くためには、細胞へ栄養を送り届ける役割を担う血液がしっかりと流れている必要があります。

繊維芽細胞がたくさんのコラーゲンをつくるには、ビタミンCと銅の存在も欠かせません。コ
ラーゲンは、タンパク質でできたヒモ状の繊維が3本くっついて三つ編みをつくり、その三つ
編み縦横に並んでできています。

このコラーゲンは繊維芽細胞によってつくられますが、そのためにはまず銅が必要です。銅は
ミネラルの一種ですが、不足すると繊維芽細胞がコラーゲンをつくることができなくなり、ハ
リのないだらんとした肌になってしまいます。

コラーゲンがつくられる過程では、銅とともにビタミンCも重要な役割を果たしています。ビ
タミンCは、ヒモ状のタンパク質の隙間にある「プロリン」というアミノ酸を、「ハイドロキ
シプロリン」という物質に変えるときに働きかけます。

このハイドロキシプロリンは、コラー ゲンのもとのヒモ状のタンパク質の繊維が3本くっついて三つ編みをつくるときに必要な物質です。つまり、ハイドロキシプロリンによって、ヒモ状のタンパク質の繊維が三つ編みをつくることができるようになり、それがコラーゲンへと完成されていくのです。

肌に効くコラーゲン、効かないコラーゲン

ちなみに、コラーゲンのもととなるタンパク質の三つ編みがギュッと集まっていると丈夫な真
皮になり、ゆるやかに集まっている状態では皮下組織となります。ビタミンCと銅は、コラー
ゲンと同じく繊維芽細胞がエラスチンをつくるときにも欠かせません。この点からも、ビタミ
ンCと銅はハリのある肌づくりに必要だといえます。

ところで「飲むコラーゲン」という話をよく耳にします。でも、コラーゲンは難消化性なので
、飲んでも腸から吸収されることはまずないと思われます。また、コラーゲン配合の美容液と
いうものをよく見かけますが、コラーゲンの分子は大きいので、顔の表面に塗っても、表皮細
胞を通過して肌の奥まで届くとは考えられません。こうしたコラーゲン配合の化粧品やドリン
ク剤、サプリメントとはいったいなんなのか、理解に苦しむところです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。